レッツアドリブ

アドリブが上手い人っていますやね。

うにでもそうです。

っていうか、男性メンバーはほぼ全員です。

っていうかいうか、アドリブを毎回ぶっこんで毎回毎回違うこと言っちゃってます。

けどセリフなんて書いた瞬間から鮮度は落ちてるんだから、どんどん新しいものにしてもらったほうが、お客さん的にも面白いと思うんですよね。

よりナマいというか。

アドリブ面白いよなー。

もっとアドリブが活きる感じの芝居を作りたい気もしますです。


それを当然だと思わないこと

演劇人にとって、大変な作業の一つに“暗記”があり、ひとりで黙々やらねばならない作業で、人によりやり方はいろいろ変わる。


今回の場合、

8月11日を本番と仮定して、4月末には第一稿、6月上旬には脚本が完成し、暗記〆切を6月末と設定した。

そして、なう。7月中旬。


小劇団の内情などを知らない方は驚かれるかもしれないが、何人か暗記が完成してないメンバーがいるわけです。

そんなもんです。


勿論、暗記〆切よりはるかに前に暗記してくる方もおられますし、〆切に合わして暗記してこられる方、若干遅れて暗記してくる方、様々です。


けどそれをとやかく言うことはできません。

だってしかたない。

そーゆーものです。


かぶる

『犬の誉れ』の話が出たついでに書いてしまおう。

実は公演をやらずにボツになった脚本があった。


あらすじは、

あるネットアイドル(その当時はたくさんいた)が自殺する。彼女のファンたちは追悼会のようなオフ会を企画して集まる。はじめて顔をあわす面々。そこで彼女は実は悪質な嫌がらせを受けていたことがわかり。。。


という内容。

その半年後くらいです。

映画「キサラギ」が公開されたのは。


どんかぶりしてました。

今。この公演やったら、絶対パクりと思われる。それはヤだ。


ということでお蔵入り。

あれから十数年経ちました。

そろそろ、そろそろよろしいんでないでしょうか?

この本を出してきても。。。


本番前に役者が見える状況

これは結構、賛否わかれるアレです。


バナナマンの設楽統さんが昔、ラジオかテレビで言ってたんですが、どんな舞台でも、その舞台上にあがる前に、ちらっと演者が見切れたらプロの仕事じゃないよ。

みたいな。


マイケル・ジャクソンのコンサート行って、どんなに最前列の端席でも、マイケルは登場するまで絶対に見切れないって。


うん、たしかに。


そのスーパースターを目当てに、コンサート行ってたら、ちゃんとした形で登場してほしい。見切れるところなんて見たくない。夢を崩さないで欲しいって思う。



けどだよ。

うちはスターでも憧れでもない、フツーにそこらへん歩いてる連中だよ。

見切れてもいいよね。


一番最初の最初、うに作る前に、知人と二人ではじめた『犬の誉れ』という劇団で、なんせスタッフも少ないし、フツーの民家のようなところでやる芝居だったから、演者な舞台上の電灯の紐引っ張ったら暗転という凄い内容で、つまり受付も案内もうちらがやってて、道に迷ったお客さんを駅まで迎えに行ったりしてました。

それを私の相方の男はヘンだと言ったんです。本番前には役者は集中するもんだ。と。

何を言ってんだ、偉そうに。集中して何か変わるような繊細な精神もしてないだろうと。


んなワケで、うにでは別に本番がスタートする前に演者が見えてても良いパターンにしてます。

思いっきり出オチの場合は、わざわざ着替えて客席で案内とかしてます。

むしろ、あっ、さっきの案内の兄ちゃんが舞台に立ってる!って方が面白くないですか?


密室劇

『密室劇』という言葉をたまに聞くけど、よく映画のあらすじとかで書かれてるアレ。

つまり舞台が室内から出ないワンセットもと。

まさに演劇向き。

っていうか、好き。


うにでも

「ふたりきり」

「パジャマパーティ」

「北堀江探偵ビルディング」

「なにかくりかえしてますか?」

「もし全ての女の子が日記をつけていたら」

「南森町子の災難」

「銭湯が戦争です」

「バイトの田中さんのすべて」

「O坂の殺人事件」

と、密室、ワンセットものは多いです。


というか、次の「君は桃谷の喫茶チェリーを知ってるか?」も完全に密室モノです。

あっ、キャラクターは外へと出入りしますけどね。なんせふつーの喫茶店ですから。っていうか外から登場の“外”って、リアル外ですからね。


団の利点

最近はいろんなお芝居する方々がおられて、別に劇団に所属しなくてもよいわけで、役者とスタッフを集めたらお芝居は打てるわけです。


ではなんで団を作っているのか?


単純明快、楽だからです。

そりゃ最初は大変。

けどもう10年やってるから、楽チンです。


集団で何か一つのものを作り上げるとき、一番大変なのは“意識の統一”です。

例えば私が脚本を書き、それを手渡し読んでもらう。メンバーは、ああトキータのことだから、ここはこうしてこうするんだろ?みたいな。

もしくは、ここが面白いトコだよ。って笑うポイントとかあるじゃないですか、それをちゃんとわかってくれる。それを面白がってくれる。笑ってくれる。

こーゆー感覚の統一が、団ならできるんですよね。

ほぼ一発で。


例えば客演さんや新人さんが入っても、演技スタイルは人それぞれ、どーゆースタイルでいくか他の劇団員を見てたらわかる。それにあわしていくというか、共演してたらどんどん近付くというか。


うにの芝居はバカで変だから、演劇っぽい演劇じゃないし、それをクチで説明するのはとても難しいもんです。


お互いを知ってるから、相互楽チン。

んなわけで、団なんですよね。


繋がる世界

『電波少女は偉大だったと思う』

に登場した鬼のような編集者ツガワ。


『君は桃谷の喫茶チェリーは知っているか?』

に登場する新人編集者、神崎。


実は神崎の先輩にツガワがいます。セリフにもあります。


繋がっていたりするんですよねー。

実は。


だから、どーした?って話ですが、わかる人には、ちょこっとだけ楽しいアレです。


再演について考える

この演劇独自のシステムについて長いこと理解に苦しんでた。

同じ脚本で、また公演する。

キャストが変わることもあれば、本がかなり変わることもある。


以前、『なにかくりかえしてますか?』の脚本が高評価いただき、他の2つの劇団でも上演されたことがあり、その2つともこっそり見に行ったが、なんとも不思議な気分になった。


自分の書いた言葉を知らない人が話してる。



さて、うにでは『その日、主人公が死んだ。』を再演したことがある。理由は単純、初回公演では舞台技術面で、まだまだ未熟過ぎた。まずカフェのイベントスペースでの公演で、劇場のような照明効果はない。この芝居は独白も場面転換も多く、もっと照明に凝れたらもっと完成度があがると思った。

結果として照明効果で、見やすいものにはなったが、脚本をほぼそのまま流用したため、キャストはほぼ違うメンバーなので、役者の良さを殺す結果となってしまった。その点は大いに反省している。



で、私は今、来年の公演にむけて『ふたりきり』の再演版の脚本を書いている。やる予定なんです2019年に。前回の公演が2009年。10年ぶりということになる。良い機会だと思う。


『ふたりきり』はうに初期の長編芝居では、良作とされている芝居で、練習のしやすさもあって、とても演劇向きだと思う。『ふたりきり』に出演していた、大曽根や大盛りなど支持者も多い。藤白もこの芝居を観客として見た人物で、やはり支持者だ。


再演

というものを、ただ同じ本をまたやる。ってことにはしたくない。リブートというかリプロダクト。イチから解体してまた構築する。

まず、元の公演のどこが面白いのか徹底的に分析してみる。何が面白みなのか。

そしてこの物語は何を訴えたかったのかそのテーマを深く理解する。

自分で書いたものなのに、9年前となるといろいろ忘れてる。


幸い、公演全てをDVDで残しているので、振り返るのは簡単だ。で、気付く。あー、っと、。無駄にセリフが限りなく少ない。むしろほぼない。何かしら全てのセリフに意味と役割があり、捨てるところが少ない。なるほど。


しかしなかなかにテンポは悪い。スロースターターというか、後半の伏線をガシガシ回収していくのは気持ち良いけど、それまでのシーンが退屈。ここが改善せねばならないポイントになる。逆に言ったら、ここがダメ!と本番やる前からわかってるのは、とても助かる。


あとはとにかく頭を捻って、良き案を捻り出すだけ。


まぁ、それが難しいんだけどねー。


脚本の書き方

脚本の書き方を人それぞれ。

私も誰に教わったわけでもないので、多分めちゃ変な感じで書いてると思います。

けどそれで13年書いてるから、もう他の方法もわからない。


とても時間がかかる。

砂山を削っては補強しをずっと繰り返してる気分。

3歩進んで2歩さがる。


その方法でとりあえずケツまで書いてみる。


そのケツまで書く。が、多分全体の脚本作業ではまだ1割。

ここから地獄の推敲タイムになる。



ときどき、伏線が凄いね。と言ってくださったりしますが、ケツまで書いて、最初に戻って、ケツまで書いて、最初に戻って、削って削ってケツまで書いてを、それを永遠リピートしてるんで、結果的にそうなってるだけです。


よし、これはなんかの伏線にしよう!と思ってやってるわけではないんです。伏線に関しては、後から前に引っ張るもんですで。


キャラはどう作るかは、もう完全に役者さんありき。役者さんにこーゆーキャラやってほしいから、、、でスタートする。

むしろ、楽な役者さん、というか、キャラが勝手に喋るというか、オーモリさんなら俺が眠りながらでも何言ってるか書けるというか、勝手に喋ってくれる。逆?というか、たつぽんの場合、勝手に喋ってくれるけど、まーーーったくストーリーを進めてくれない。好き勝手なことばっか言ってる。だから、めちゃセリフ長いけど、かなりの量をカットしてる。意味ないことばっかだから。


けど、こーゆーのも役者さんの才能だと思うんです。脚本家にイマジネーション与えるっていう。

ありがたいわー。


作っていく

脚本に、完成図が描かれてる。

と思っている人は、多分、うにの脚本の曖昧さと、うにの練習のやり方が、かなり謎に見えるかもしれないです。


え、そーゆー演技するの?あー、こう動くかー、ありあり、それでいこう。


とか、作りながら作っていくのよねん。


ある意味、全員試合。


| 1/44PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

sponsored links

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM