ケイコとレンシュー

なんでお芝居の練習のことを、他の劇団の人たちは“稽古”と言うのだろ?

うにでは稽古とは言わず、練習言います。だって練習だから。


“稽古”ってたら“お稽古ごと”みたいにピアノとかお茶のときに使う御上品や奴やん。お嬢様じゃん。♪お歌の稽古〜、やん。


野球部がやるのは練習だよ。稽古じゃないよ。練習。私は学生時代、ゴリゴリの体育会系だったから、練習って言ってましたよ。なんでも。


蟻の徒歩

毎回誰が興味あんねん!

ということを書いてるうにうにブログですが、なにかの拍子に間違って検索に引っ掛かって、それがきっかけでうにを知る人が一人でも増えればと思っておるのです。

なに、検索するかわからないですからねー。

例えば、“演劇”とか“芝居”で検索しても、こちらのブログは下位過ぎて引っ掛かからないと思いますが、“大阪”を混ぜれば一気に範囲は狭くなり、さらに“桃谷”とかならもっともっと狭くなると思います。桃谷付近の劇団員さんやの演劇部の方が読んでくれるかもしれません。

そんな、小さな小さな一歩でも、全く効果ないよで、やめてしまうよりマシだと思って書いておりますの。


鬱展開について

演劇やってる人の一般論ではなく、単純に私のまわりにいる方がそうなだけかもしれせんが、結構バッドエンド容認派と言いますが、鬱展開OKというメンバーが多い気がします。


物語の中くらい楽しくありたいと思う反面、フィクションの時点で幸せじゃんかと思ったりもします。


コンバトラーVというアニメが昔ありまして、子供向けのスーパーロボットのアニメなのですが、主人公たちの敵、地球侵略をやろうとしてる悪い奴らがいてそのボスが大将軍ガルーダってこれまた悪い奴なんです。

けどこのガルーダは結構ロボットアニメ好きの間では有名なキャラで、自分の母親を崇拝してるマザコン体質で、あるときふとしたきっかけで自分自身と同じ姿のロボットを何体も発見して、自分もロボットだと気付くという、母親の子でも、宇宙人でもなかったという超悲劇鬱展開があって、子供向けアニメの敵の設定でそんなことするー?!って。


未来警察ウラシマンというアニメがある。これまた古いアニメで、ほんとの設定はそうだったけどあまりに鬱オチなのでナシになってコミックスだけその設定残ったってのあります。主人公は実験の事故で現代から未来にタイムスリップして、未来ではそーゆー過去から来た人を“ウラシマン”として扱い、その副産物として超能力が身に付いちゃうから危険だし犯罪組織にも狙われるので、主人公は刑事になっちゃう。その未来社会じゃ凄い犯罪組織が牛耳ってて、その組織との戦いになるんだけど、そこの総帥のすげー老人が、実は過去に戻った主人公の未来の姿というオチ。やばいよね。


ちょい違うけど、藤子不二雄のパーマンでもヤバい回があって、超サイバーパンク。コピーロボットってのがあって、主人公がパーマンになってる間、自分の身代わりとして生活しててもらうロボット。鼻が赤いのが特徴で、額を合わすと記憶も共有できる便利もの。いつもいつもいいように使われるコピーロボットはイヤになり、主人公寝てる間に鼻を赤く塗り、自分は肌色に塗って、主人公に「おまえがコピーロボットなんだ!」と言う。主人公も自分が故障したコピーロボットだと思い始める。みたいな。

子供向きアニメの話じゃないよね。私トキータ少年は当時テレビで見てて、かなり怖かったの覚えていますよ。


という、昔のアニメは良かった。という話でした。


フライヤーのヒミツ

これは多分、私トキータが、作・演出・デザインをやっているからできることだと思うのですが、裏方作業をずっと全部やってるおかげで逆に効率が良いというか、個人的な遊びを挟めるというか、そーゆーのあります。



今回のフライヤー。

簡単に言うとHDR風の写真ですが、はてはてうに観劇歴の長い方はお気付きかもしれません。前にも一度、こーゆーフライヤーなかったですかね?同じように店舗さんに押し掛けて芝居やったやつです。


はい、正解は、第8回公演の『北堀江探偵ビルディング』でしたー。



なんで?今回同じHDRなの?ってのは、実は物語のシステムにあります。

物語ってのは、ハードとソフトにわかれると思うのですが、つまり似たハードを使ってるんです。今回の喫茶チェリーと探偵ビルディングは。

脚本書く上でソフトよりハードのほうが考えるの難しくて、ハードはつまりシステムというか、どーゆー形式というか、小説なら一人称なのか三人称なのか、時系列通りなのか、物語の主軸は主人公だけを追うのか違う目線も入るのか、そーゆーの、私は勝手にシステムとかハードとか読んでます。

このハード作りは大変だの。なので、全然ソフト入れ換えても余裕が他のものとして通用するので、一度第8回公演で作ったハードをこちらに流用したわけです。っていうかずっとこのシステムをまたやりたかった。

けど前とは違いますよ。探偵ビルディングでは第一階層第二階層までしか深みがなかったですが、今回は第三階層まであります。

まだネタバレになっちゃいそうなので、言えないですが、見てください!そしたらめっちゃ言ってる意味わかっていただけるので!


やすさ

本のレビューとか映画のレビュー読んでると、

最近、“読みやすかった”とか“見やすい”という言葉が、褒め言葉としてよく出てきますやねー。


今まで読みやすさとか見やすさとか考えたことなかったんですよ。だって、究極の読みやすさ求めたら童話みたいな、絵本みたいな方向になっちゃうし、森鴎外なんて読みやすさの対極にいるけど文豪だし、

とにかく、現代人は、その取っつきやすさってのが結構作品を評価するウエイトとしてデカイんだなーと感じたんです。


芝居もそうですよね。

なんだかよくわからんシステムとか決まりごととかより、全然はじめての人でも楽しめるっての大事やと思いますん。


まずもっと私なんて、『お芝居を見る』より先に『お芝居に出る、作る』が先だった人間なので、決まりごとなんてなんも知らなかったし、だからこそ芝居見たことない人の視点を持ててる思ってますん。


そーゆー意味で、今回の喫茶チェリーは見やすいと思います。まず芝居小屋じゃないし、喫茶店だし、喫茶店はみなさんよく行かれますでしょ?


発想はビリヤードのように

1つの玉が違う玉を弾いて、いろんな玉に当たり、途中からもうなんだか予想不可能なくらいいろんな方向に飛んでいく。


発想って、そーゆーとこないですか?



喫茶店のお話。


って、言ってしまえば、まぁよくあるシチュエーション舞台のひとつ。かもですが、実際に桃谷にある喫茶チェリーさんに訪れたとき、トキータの発想の玉は激しくぶつかり合いましたわ。


この場にふさわしい話ってなんやろ?


いろんな場所で芝居してる劇団っておられますけど、この、この場所、喫茶チェリーさんを想定して書かれた話は、これ1つしかありません。

オンリーワンです。


ここでしか見れません。

そんなお芝居です。


同じ空間を共有するのが演劇の醍醐味ですから。


登場人物理論

自分の中でだけ培ってきた登場人物理論ってのがある。


“主人公無個性論”

“脇役魅力的論”

“悪役力作品力比例論”



主人公の最大の使命は、観客から嫌われないコトに限る。感情移入されない、理解されない主人公は、お客さんと解離していくだけ。無個性なのは、お客さんには好みがあるから、好みで“嫌い”とならないための方法。けど実はひとつだけ個性をつけておくのもポイント。コブラならサイコガン。ルフィならゴムゴム。また主人公にはひとつ目的を作っておくと見る人立場で考えて見やすくなる。目標達成することで終わることができる。


脇役が魅力的なのは、ルパン三世でルパンより次元のほうが(私は)好きなように。ルフィより(私は)ゾロのほうが好きなように。主人公の主人公たる束縛がない分、自由なキャラを想像できるし、全てを説明する必要がないから途中で退場しても物語的には問題ない。だからその分、美味しいキャラになる。「普段こいつはどう生活しとんねん」というツッコミを受ける必要もなく、100%の感情移入をさせる必要もなく、姑息な笑いを取りに行くことも可能。逆に言えばどれだけ魅力的なキャラを作れるかが大事にもなってくる。


うに芝居では悪役はあまりいないけど、悪役の魅力がそのまま作品の魅力になるし、良い悪役の出てくる物語は大抵面白い。『ダークナイト』の面白さの半分はジョーカーの魅力だと思うし、『スターウォーズ』の新作が初期三部作を越えないのはダース・ベイダーを越える悪役が登場してないからだと思うし、ジョジョの4部は前半面白くないけど吉良吉影出てきてからの面白さはハンパない。悪役は狂ってたり、非道だったり、好き勝手してるけど、必ず目的があってその努力を惜しまない。悩まないし楽しそうだし、1mm感情移入できる箇所があるとたまらなく好きになってしまう。


脚本書いてるときに、そーんなこと考えながらキャラクター考えております。


第25杯目公演『君は桃谷の喫茶チェリーを知っているか?』

劇団ウンウンウニウム

第25杯目公演

『君は桃谷の喫茶チェリーを知っているか?』


■日程

2018年8月11日(土祝) ヽ場18:15 開演18:30〜

12日(日)     開場12:15 開演12:30〜

3場14:15 開演14:30〜

※開場は開演の15分前。上演時間60分予定。会場の都合上、開演しますと入場できなくなります。


■会場

喫茶チェリー    (JR桃谷駅から徒歩6分)

大阪市生野区勝山北2-2-6

営業している築50年のレトロな純喫茶店での公演になります。


■料金

前売り2000円

当日券2500円

喫茶店のため客席数が非常に少なく、早目のご予約をお薦めいたします。


■出演

藤白奏、今井梢平、あとのまつり、吉田芽以、大曽根クルール、井上江里子、ゆき、瓜生心音、宇佐美みお、イシダタツキ、末光直樹


■作・演出

トキータ・メンバッカ


■あらすじ

喫茶チェリーを偶然訪れた作家 西園寺鏡花はそこで“当店は西園寺鏡花の作品のモデルになった店”という張り紙を見つける。そんな事実はないと怒る西園寺だが、自分の名前で発行された本を渡され、その本の中で確かに自身がこの店に訪れている様が描かれていた。


■ご予約

https://www.quartet-online.net/ticket/cherry


■お問い合わせ

unununium@hotmail.co.jp




藤白奏という女優

今日はカナさんのお話です。


彼女のうにデビューは客演として第3回公演『さよならカルボナーラ』で、正式なうに団員になってからのデビューは第6回公演『その日、主人公は死んだ。』でした。

第7回公演『パジャマパーティ』ではずっと寝ている役という変な役をこなし、がちで本番中に寝てたのを覚えています。

第8回、第9回にも出演し、私が勝手に彼女の転機となったと思っているのは、第10回公演『なにかくりかえしてますか?』でした。


役作りのために金髪にして、黒髪の多いうにメンバーの中でかなり異彩を放つビジュアルになり、また役も所謂アホの子という羞恥心捨てて挑まなければならないし、ちゃんと演技もしなきゃいけないという難しい役で、とにかく目立ちました。


次が四人芝居の第11回公演『もし全ての女の子が日記をつけていたら』で、他3人が飛び抜けておかしな役をやる中のバランサーという、とても神経を使う役で芝居全体の底上げをしました。その芝居は何故か一部の方からは未だに好かれてる芝居です。

以降、暫くうに以外での活動があり、戻ってきたのが第14回公演『事件は会議室で起きてるんじゃな!』。続く(自分たち的には)大作第15回公演『世界は彼女でまわっている 〜純情可憐なクソビッチ』ではセクシーな女子大生を、第16回公演『銭湯が戦争です』ではほわほわした女の子と、公演毎に全く違う役柄に挑戦して、その頃から私は彼女をカメレオン女優と勝手に認識するようになりました。

次に彼女がうにに出演するのは、東京と大阪で公演した“ある意味ツアー”の第19回公演『バイトの田中さんのすべて』でした。全ての謎をとくある種の探偵役だったのですが、彼女はなんやかんやと頭の良い役をあてがってしまいます。

その次が第21回公演の『電波少女は偉大だったと思う』で、窃盗団の女リーダーというドロンジョ様的ポジションの役で、ここでは冷徹な芝居を見せています。

そしてそして最新作第23回公演『虚構演劇』では、前半ずっと気絶しているというこれまためちゃくちゃな役で、さらに(これはネタバレになりますが)演技上とても難しいと言われる“記憶喪失”の役でした。


さてさて駆け足で、藤白奏という女優さんの、うに出演作の話をさせていただきましたが、次回作、次回に準備しているお芝居では、彼女が主演です。カナさんファン待望の公演になるのは間違いないかと思います。


また詳細はわかり次第、公表していきますので、もうすこしお待ちくださいませませ。


フライヤーについて考える

チラシについて毎回つくる前に考える。


“小劇団のフライヤーはダサい”

がデフォルトとされてる。


ダサいのはイヤだし、その原因は“素人仕事”の一言に尽きると思う。

幸い、うににはデザイナーくずれみたいなのがいるし、センスないながらもいろいろやっている。そう俺だ!


プロプロにデザインしてもらっても、プロにもピンからキリンまでいるし、公演イメージを正確に伝えられるか謎だし、タイミングあうかも難しいところだし、第一そんな予算あったらもっと他のところにまわす。


前回の『虚構演劇』はあとのまつりさんにお願いしたから、安心ぽんで彼女らしいナイスなデザインにしてもらえたけど、今回はそうはいかない。何より今動けるのは自分しかいない。


と、ここまで予防線をはって、言い訳書いてきたので、これより書きたい本編です。



フライヤーがダサい。

なぜそう思うのか?

それは見る人が、ちゃんとしたフライヤーに見慣れてるからに他ならない。


通常、世の中に出回ってるフライヤーのほとんどがキチンとした予算のもと作られたプロのデザインによるものだ。

一般の人たちは、それを当たり前に受け入れ、それをノーマルと思って受け入れてる。

あまつさえその予算ばっちりプロの仕事にさえ、ダサいなーとかイケてねーなーとか思うわけで、

私のような予算もない、センスもない、おまけに時間もないという状況で、そーゆーものに太刀打ちしていかないといけない。


ってのを、まず考えの第一歩として置いてくだされ。



はい、次。


プロプロの大手さんのお芝居のチラシには、テレビでよく見る俳優さんやら女優さんが出ていて、それはもうキラビヤカ。華があるわ、そりゃゲーノージンがもの。

一方、知らない小劇団のフライヤーには知らない人たちが写ってる。フツーに見かけたら美人さんダナーと思うような方々も、ゲーノージンのフライヤー見慣れてる人たちから見たら全員ただの人。

なんとも思わない。むしろ誰やねん!と思う。しょーしょー名のある役者さんでも誰やねん!と思われるんです。


けど別に顔の甲乙でお客さん呼ぼうとしているわけではないからそれはいいんです。けどそれに気づいてない方々が全然下手な写真でゲーノージン風のデザインにしてしまうから、悲惨なフライヤーになってしまう。


むしろイラストとかのほうが良かったりするときもある。うにもときどきイラストでフライヤー作らせていただくときあるけど、現実(芝居)とのギャップがヤバい。うちら絵じゃないもん。イラスト展やアニメーションじゃありだけど、そんな可愛い感じじゃないもん。30過ぎのオッサンが何人も出るお芝居だもん。20代の頃はまだ若さで振りきれたかもだけど、30過ぎのオッサン多数だと可愛いイラストは避けたい。なんかデザインちっくな奴ならありだと思うけど、そんなオシャレな芝居でもないの、うちらは。



で、結局、やっぱりイメージの伝わりやすい写真をベースにしたデザインへと戻ってくる。結局、毎回そうなのね。となるけど、毎度お馴染みチリ紙交換的安心感で、うにの次回、第25回公演のフライヤーは写真ベースとなりました。


だども!

だども!だども!


写真は生き物だ!

何が撮れるか撮影するまでわかんないんだぜ。


一応、案は絞って何個か持っていくけど、現場で突然変わるなんてよくあること。


んなフライヤーの撮影が今週末にございます。

どんなビジュアルイメージになるのか。さぁさぁ。どうなるんでしょー。

それはやってみないとわかりません。





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